今年も暑い夏ですが、どのようにお過ごしでしょうか。
各地で大雨が降るなど極端な天候が続いていますので、皆様お気を付けください。
今回は以前取り上げたドローンのお話の二回目です。
前回から少し時間が経っていますが、ドローン関連のニュースは途切れることはないですね。最近ちらほら見るようになったのは、実用化に関するニュース。
長崎県の五島列島などでは医薬品の配送に使われ始め、着実に実用化が進展しています。
ところで、前回の話の中で飛行レベルという言葉を使いましたが、
整理も含めて簡単に書いておこうかと思います。
飛行レベルとはなにか。
【飛行レベル】
レベル1 目が届く範囲内で操縦飛行させる
レベル2 目が届く範囲内で自動飛行させる
レベル3 無人地帯で目が届かない範囲まで飛行させる
レベル4 有人地帯で目が届かない範囲まで飛行させる
このように分けられていて、技術的難易度や危険性、
規制の要請レベルを基にした考え方なのだと思われます。
先程ご紹介した実用化の話は、レベル3に該当します。
よくニュースとなる実証実験もこれですね。
そして、レベル4については令和3年に法整備されましたので、
今後、これらの実験が始まっていくと想像されます。
有人地帯でありますので、簡単に言えば我々の頭の上を通って行くわけです。
運行方法から機体そのものまでしっかりと安全を確保して欲しいですよね。
よく言われることは、機体の乗っ取りやデータの流出など。
一斉に墜落したり、ドローンのカメラが悪用者の目となる可能性だってあるわけです。
法整備の中では、機体の認証登録と操縦ライセンスを義務付けているようですが、
継続的に見直しを行ってほしいですね。
レベル4の飛行では、有ってしかるべき決まりだと思います。
あれこれ心配はあっても、便利な道具となって行くのは間違いないのではないでしょうか。誰がどう考えても便利ですからね。
今回はドローンの飛行レベルについてご紹介しました。
次回は別の切り口で考察できればと思います。